バックナンバー

「進歩と改革」No.889号2026年5月号

進歩と改革5月号

高市総理はトランプ大統領との会談で、「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだ」と持ち上げました。国連憲章や国際法を無視して一方的にイランへの攻撃を仕掛けた人物を、このように称賛するとは、いったいどのような感覚を持っているのでしょうか。日本国民として強い憤りと屈辱を覚えます。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
米国とイスラエルがイランに先制攻撃を行ってから1カ月が経ちました。トランプ米大統領は、「交渉」を口にしながら軍事攻撃を強めています。私たちは即時停戦を求めます。日本政府に対しては平和憲法の下で徹底した和平交渉、対話外交を求めます。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
高市首相は選挙後、改憲を急ぐ意向を示しました。改憲の中身は緊急事態条項の創設や憲法9条に自衛隊を明記することなどですが、これに先立ってスパイ防止法・国旗損壊罪制定、非核三原則の見直しなを狙っています。これは「平和憲法の最大の危機」と言っても過言ではありません。秘密保護法対策弁護団の海渡雄一さんより「スパイ防止は戦争準備の合言葉、戦争反対の声を上げ続けるため、スパイ防止法案・国家情報局法案に反対しよう」をテーマに詳しく解説をいただきました。声をあげ、その危険性を広め廃案に追い込んで行きましょう 。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
佐世保の篠崎正人さんからは「戦争への加担を阻止しよう」と題して投稿をいただきました。米軍は長崎県の米海軍佐世保基地に配備する強襲揚陸艦と沖縄に駐屯する海兵隊部隊を中東地域に派遣しました。「イラン戦争」は「安保法制の危険性」、そして「憲法9条の重要性」を明らかにしています。日本は間接的に戦争に加担していることになります。声をあげて行きましょう。
衆議院では自民党が単独で3分の2以上、維新の会と合わせると与党で4分の3以上の議席を占めています。「数の力」で、問題ある政策が強行されないよう高市政権と対峙する野党共闘・共同行動を今まで以上に強めて行きましょう。 (前)