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「進歩と改革」No.892号2026年4月号

[編集後記]総選挙を受け特別国会が2月18日に召集され、衆参両院の首相指名選挙で自民党の高市早苗総裁が第105代首相に選出されました。高市首相は同日、第1次内閣の全閣僚を再任させ第2次高市内閣が発足しました。
特別国会の期間は7月17日までの150日間です。本来なら1月23日の第220通常国会で2026年度予算案の審議が衆議院で大詰めを迎えている頃です。高市首相は06年度予算案の年度内成立を野党に呼び掛けていますが重要法案が山積みです。数の力で押し通すことがないよう野党は結束して国会論戦に臨んでほしい。
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「高市自民党改憲にどう対抗するか」と題して、名古屋学院大学の飯島滋明
さんより、今後想定される高市自民党の改憲の動きと対策について提起をいただきました。飯島さんは「いま国民投票にかければ勝てると権力者が判断したときに可能性が高い」と指摘し、そうした状況をつくらせない、国民投票に持ち込ませない国民的運動の形成づくりの必要性を訴えます。参考にしていただきたいと思います。
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東京電力福島第一原発事故の発生から15年が経過しました。今なお多くの人びとが避難を強いられ、ふるさとや生活を奪われたままです。また事業者の安全管理体制が十分ではないにもかかわらず、日本政府は原発推進、積極活用へと再び舵を切っています。
新潟の山崎一三さんより「15年目の3・11を迎え—日本史上最大の危機を忘却し、東電が再稼働へ」と題して現状と課題を提起いただきました。山崎さんは、…ざっと60年にわたる新潟の反原発闘争を貫いた「原理」とは「決定権は住民・県民にあるという民主主義の原点」だと主張されます。しっかり受け止め運動展開して行きたいと思います。
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衆院選福岡5区選挙区から立候補した那須敬子さんより「高市政権の行へ―ジェンダー問題を中心に」と題して、衆院選へのお礼、自身の選挙戦を通じた思い、ジェンダー問題を中心に高市政権をどう捉えていくのか提起をいただきました。「ジェンダー格差社会における女性のリーダー」のあり様は複雑です。女性の問題は男性の問題であり、性別問わず人間社会の問題です。しっかり受け止め運動の糧にしていきたいと思います。
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極右の台頭は日本だけではありません。オーストリアはいち早くその動きが出現しています。興味深い政治の動きです。参考になります。(広)
