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「進歩と改革」No.888号2025年12月号

[編集後記]10月21日、自維高市内閣が発足しました。主張で自維政権の持つ危険性、ファショ性について提起しました。常連執筆者の河辺一郎さんは「自公連立の26年」と題して、「自公が敷いたレールの上を走り始めたのが自維連立。公明は26年間、何を歯止めし、何を推進してきたのか、その問い直しなくして公明は野党にもなれない」と指摘します。多党化する中で立憲野党が力をあわせて自民・保守政治に対抗する枠組みを早急に形成していく必要があります。

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「今も生きている旧優生保護法」と題して、旧優生保護法を考える新潟の会代表代行・事務局長の室橋春季さんに経過と課題を提起いただきました。「残念ながら旧優生保護法の廃止の際には総括論議が起きず母体保護法に置き換わった。…優生思想に基づく自治体施策や慣習等は今日も続いている。」と指摘します。本稿を契機に全国でも同様なとり組みが進むことを期待しています。是非参考にしていただきたいと思います。

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19の命と向き合い続ける~津久井やまゆり園事件追悼集会~「みんなことばをもっていた」~事件から9年が経ちます。社会民主党熊本県連合副代表橋村りかさんから事件の背景、どう捉えどう生きていくのか、人間として、親として、親子として、地域社会の中で、問いかけています。「第二、第三の事件が現れるのではないか。目をそらさず見つめ、胸に抱いて、今の時代を生きていかねばならない」と訴えます。

長野県の池田幸代さん、熊本県青木栄さんから、それぞれ高校生平和ゼミナール活動、高校生平和大使活動をいただきました。        (広)

 

村山元首相のご逝去を悼む

10月17日、大分市内の病院で、社民党の初代党首で元日本社会委員長の村山富市元首相が死去されました。101歳でした。故人は大分県の漁師の家に生まれ、明大専門部政治経済科卒業後、漁民運動にかかわってきました。大分県職労書記から大分市議、県議を経て1972年衆院選の旧大分1区で初当選しました(当選8回)。戦後50年にあたり植民地支配と侵略に対する反省とおわびを明記した「村山談話」は、いまも継承され運動に活かされています。進歩と改革研究会でも講師など問題提起を受けてきました。故人の功績を讃えるとともに心よりご冥福をお祈りいたします。