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「進歩と改革」No.883号2025年7月号

 

[編集後記]ヨーロッパ各国で極右が台頭し、政権入りやその枠組みに大きな影響をおよびしてきています。福岡大学の東原正明さんより、「現代オーストリアの政治情勢/国政第一党となった極右政党」と題して、問題提起をいただきました。東原さんは、「こうした極右政党の動向はヨーロッパに限定されるものではない。日本でも歴史修正主義的な発言が繰り返されている。アメリカのトランプ大統領は「アメリカ・ファースト」を掲げているが、オーストリアでは、90年代にはスローガンとして同様の表現が使われていた」と、分析。日本でも同様な状況を生まれてきています。政治刷新が求められます。

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参議院選挙は7月3日公示、22日投開票が有力視されています。 名古屋学院大学飯島滋明さんは、「暮らしは政治そのもの」「暮らしを守るために選挙で主権者の意志」を示そう、選挙で政治を変えようと、訴えます。選挙で一票を行使し、政治を変えて行きましょう。

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沖縄の照屋寛之さんからは「うるま市長選奪還ならず」「どうするオール沖縄」と題しての報告です。今年1月宮古島市でも保守系の市長が誕生し、オール沖縄系はゼロとなりました。照屋さんは現在のオール沖縄だけの枠組みでは参院選、知事選を勝ち抜くことは厳しい」と分析します。オール沖縄の新たな模索が求められています。

東京都議選挙では社民党8年ぶりの公認、推薦候補擁立です。。東京都での勝利を期待します。