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「進歩と改革」No.867号2024年3月号

■主張

主張 戦争、紛争、高まる軍事的緊張に対する市民運動と政治の前進を

2024年度予算案防衛費突出、歯止めかからない膨張予算・・蜂谷 隆

岸田総裁はパー券裏金で自民党の解散届を総務相に出せ・・浅野 健一

「国際政治の視点」 産経と陰謀論・・河辺 一郎

2024春季生活闘争で大幅賃上げ実現を・・山田 俊忠

「第35回コミュニティ・ユニオン全国交流集会その2・・岩本 正也

平和をあきらめない北九州ネット・・竹内 俊一

■高根英博作画・文・構成「マンガ・百年戦争物語6回」

吉野源三郎

■寄稿 女性議員としての実践~小さな成功を積み重ねて~・・石附 幸子

<乱反射>***文化・社会・政治評論・・藤岡 寛己

日伊ファシズム類似と相違」(18) 伊ファシズム政権樹立100年

『資本論』全3巻読解(14)・・鎌倉 孝夫

「スポーツ時評」・・中森 稔博

 

[編集後記]

1月26日第213通常国会が開会しました。会期は6月23日までの150日間。能登半島地震への対応や、賃上げをはじめとした経済対策などが議論されるほか、自民党の派閥の裏金事件を受けた、「政治とカネ」の問題が最大の焦点となります。
蜂谷隆先生から「24年度予算案は防衛費突出、中途半端な少子化対策、選挙目当ての所得税減税など衰退する政権を象徴するものだ」と、鋭い指摘を頂きました。
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浅野健一先生からは自民党のパー券裏金問題、徹底追及と〃党の顔〃のすげ替えでだまされるな、メディアのあり方まで厳しく問うています。
今年こそ春闘での大幅賃上げを勝ちとらなければなりません。山田俊忠さんから「今こそ、すべての働く者は労働組合に結集し、団結力を背景に経営側と対峙していく時である。」と訴えています。期待したいと思います。
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新潟の石附幸子議員から「小さな成功を積み重ねて」と題して、女性の会の結成と活動報告を頂きました。
岩本正也さんからは「会計年度任用職員制度になると、労働組合法が使えなくなる」制度の問題点、課題等を前号に引き続き頂きました。
北九州「平和ネット」の結成から7年目。安保法制成立日の19日を毎月継続的に行動することなどを課題に粘り強い活動が続けられています。

「登半島地震災害義援金」
募金活動への支援のお願い

2024年1月能登半島地震災害により石川県等に甚大な被害が発生しました。災害による被災地の方々の生活を支援するため、石川県をはじめ日本赤十字社、また関係団体などによる「能登半島地震災害義援金」募金活動の呼びかけが行われています。
進歩と改革研究会でも関係団体を通じ最大の支援を呼びかけています。皆様のさらなるご支援、ご協力のほどよろしくお願い致します。
〈前海〉