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「進歩と改革」No.866号2024年2月号

■主張

総選挙 「自民党政治」の転換を」

沖縄を再び戦場にさせないために―沖縄からの訴え―

山城博治インタビュー 聞き手・・中村 憲一

「国際政治の視点」 国連事務総長と安保理・・河辺 一郎

地方議員奮闘記

長崎県議会議員・・坂本 浩

山鹿市議会議員・・勢田 昭一

医療・介護が必要になった時の知らなければならない事・・村山 正栄

高根英博「マンガ・百年戦争物語5」

駅庁舎改善/「銀水Saiko〜プロジェクト」大牟田市議会議員 松尾 哲也

「第35回コミュニティ・ユニオン全国交流集会in熊本」 ・・ 岩本 正也

ユニオンの相談・交渉から見えてくる女性の労働現場・・寺山 早苗

■高根英博作画・文・構成「マンガ・百年戦争物語5回」

新村出と猛

■チーム鎌倉の<経済診断>

カントから宇野理論へ―「絶対知」は可能か― ・・中村 健三

「評論・乱反射/日 伊ファシズムの類似と相違(17) ・・藤岡 寛己

国立大学法人の改悪の危険性・・今泉 克己

パレスチナに平和と自由を ・・前路 進

「スポーツ時評」パリオリンピックへの道は厳しい・・中森 稔博

[編集後記]

もうこれ以上、自民党の底なし疑惑、金権腐敗政治の岸田政権を許すことは出来ません。年内に行われるであろう総選挙で、新しい政治の流れを創り出し、政権交代を実現させましょう。 主張で述べているように野党の共闘が実のあるものに発展するよう、各地で運動を盛り上げる努力をしよう。
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「沖縄を再び戦場にさせない、沖縄からの訴え」を山城博治さんに、中村憲一さんよりインタビューをして頂きました。山城博治さんは「私たちは負けません。国に屈しない知事を生み出し続ける限り、沖縄は決して国には負けません」「沖縄と連帯してください」と、決意を語ってくださいました。「沖縄を再び戦場にさせない」は沖縄の問題ではありません。日本全体、私たちの問題です。
ロシアによるウクライナ侵攻から2年、イスラエルとパレスチナとの軍事衝突から2カ月余、依然、停戦のへの具体的進展が見られません。河辺一郎先生の「国連事務総長と安保理」は国連と日本の果たす課題を問うています。私たちも関心を高めていかなければなりません。
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議員奮闘記では熊本の勢田昭一議員より地道な活動報告、長崎の坂本浩議員からは総事業費285億円を投入する石木ダム建設や核兵器廃絶、被爆者の課題などの悪戦苦闘の報告を頂きました。松尾議員からはJR銀水駅トイレの改修プロジェクト報告。教訓になるところが大きいと思います。
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村山正栄さんからは、前号に引き続いて「医療・介護」の問題提起を頂きました。 岩本正也さん、寺山早苗さんから、それぞれ非正規雇用の実態や
課題などの報告。特に寺山さんからは、女性からの相談の比率が高くなっていること、解雇や雇止めの問題など全体で運動化が必要です。
中村健三先生からは「カントから宇野理論へ―『絶対知』は可能か―」、 藤岡寛己先生からは「日伊ファシズムの類似と相違(17)」、執筆です。読み応えがあります。 パリオリンピックへの道は厳しい
(前海)