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「進歩と改革」No.863号2023年11月号

■主張 次の100年を待てないー

関東大震災朝鮮人・中国人虐殺の真相究明と国家謝罪・賠償を!

大軍拡・岸田自公政権支える翼賛メディアの犯罪・・・・・・・・浅野 健一

日本軍「慰安婦」問題を記録・継承する活動・・・・・・・・・・河 かおる

安保違憲訴訟・女の会は問う「戦争とジェンダー」・・・・・・・・中村 ひろ子

「国際政治の視点」国連改革・・・・・・・・・・・・・・・・・河辺 一郎

LGBTIに対するウガンダの現状・・・・・・・・・・・・・・植田 裕介

第26代高校生平和大使スイス派遣報告・・・・・・・・・・・・青木 栄

高根英博 作画・文・構成「マンガ思想の発掘(第2回)」

兆民と丑吉

地方議員奮闘記

福岡県 田川市議会議員・・・・・・・・香月 隆一

長野県 上田市議会議員・・・・・・・・石合ゆうた

大分県 大分市議会議員・・・・・・・・髙野 博幸

資本論全3巻読解(12)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鎌倉 孝夫

<乱反射>***文化・社会・政治評論・・・・・・・・・・・藤岡 寛己

日伊ファシズム類似と相違」(14) -伊ファシズム政権樹立100年-

「スポーツ時評」 太く短く・・・・・・・・・・・・・・・・・中森 稔

 

[編集後記]岸田首相は5年間で43兆円もの軍事費を支出する2023年度の国家予算を強行成立させました。この予算規模は2027年に日本が世界第3位の軍事大国になることを意味しています。浅野健一さんは、大軍拡・岸田自公政権支える翼賛メディアの犯罪と厳しく指摘します。  地域における日本軍「慰安婦」問題を記憶・継承する活動報告は、関東大震災朝鮮人・中国人虐殺の真相究明と国家謝罪・賠償を求める活動とともに、未来を見つめるうえで重要な視点です。
「安保違憲訴訟・女の会」は女性だけの原告・代理人で活動を進める報告は男性の問題でもあります。
「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」(女性支援法)が来年4月1日より施行されます。女性支援法は、DVや性虐待など家族からの暴力、性暴力、性的搾取、離婚、貧困、心身の疾患や障害、居場所の喪失、社会的孤立、予期しない妊娠・中絶・出産、孤立した子育てなど様々な困難を抱える女性たちを支援するため法律です。
新法は都道府県に対して「女性相談支援センター」の設置を義務づけます。「戦争とジェンダー」、LGBTQI問題と人権擁護運動はともに考え行動することが大事です。
コロナ禍で4年ぶりの高校生平和大使国連欧州訪問報告。3年間のブランクを乗り越え達成です。さらに今後の活動に期待します。
「マンガ思想の発掘(第2回)」、「国際政治の視点」、資本論全3巻読解(12)、日伊ファシズム類似と相違、スポーツ時評など、常連執筆者の皆さんからも問題提起をいただきました。
9月13日、第2次岸田再改造内閣が発足しました。女性閣僚は最多19名中5名とはいえ、それに続く副大臣、政務官には女性ゼロです。

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2023年のジェンダーギャップ指数では日本は1 25位。特にに政治・経済分野の男女格差が著しい。 秋の臨時国会は波乱づくめが予想されます。
岸田首相は「解散」も視野にいれ、臨むであろう。いつ解散総選挙になろうと闘える準備が必要です。                   前海