バックナンバー
「進歩と改革」No.875号2024年11月号
進歩と改革 2024年11月号
■主張 自民総裁選と立民代表選―日本の未来は切り開かれるのか
ドイツ社会民主主義の行方 木戸 衛一
国際政治の視点 寅子と外務省 河辺 一郎
関東大震災朝鮮人・中国人虐殺101年の取組み
犠牲者追悼大会実行委員会事務局 川見 一仁
【地方議員奮闘記】 福岡県 甘朝市議会議員 大庭きみ子
大牟田市議会議員 船原 基近
医療・介護現場に何をもたらすのか?② 村山 正栄
日本の最低賃金と賃金はこれで良いのか 泉野 時彦
高根英博「マンガ・百年戦争物語13回」
2つの県民署名をつなぐもの 吉田 裕史
二日市保養所と優生保護法 那須 敬子
<乱反射>***文化・社会・政治評論 藤岡 寛己
日伊ファシズムの類似と相違(23)―伊ファシズム政権樹立100年―
「資本論全三巻読解18」 鎌倉 孝夫
「スポーツ時評」 思慮深い大谷さん 中森 稔博
[編集後記]2024年は世界的な「選挙の年」。本年1月台湾総統選・立法院委員選挙、3月ロシア大統領選挙、4月韓国総選挙、5月インド総選挙、6月 EU「ヨーロッパ議会」選挙、7月フランス国民議会選挙、同月イギリス総選挙、この秋11月に米大統領選挙、日本においても解散総選挙が迫っています。何としても立憲野党、力をあわせ政権交代を成し遂げ、新しい政治の流れを創り出して行きましょう。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
世界的な不安定な政治情勢の中で、大阪大学招へい・教授木戸衛市先生から「ドイツ社会民主主義の行へ」と題して欧州議会の動向、ドイツにおける社会民主党(SDP)の現状と課題について詳しく問題提起をいただきました。日本における社会民主主義を標榜している「進歩と改革」誌として積極的に受け止め活動に活かして行きたいと思います。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
関東大震災から今年で101年を迎えました。「関東大震災朝鮮人・中国人虐殺101年の取組み」と題して同犠牲者追悼大会実行委員会事務局の川見 一仁さんより報告をいただきました。虐殺の否定、歴史改ざんは許されません。政府の隠ぺい工作に声を上げ追求して行きましょう。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
最低賃金は昨年漸く1000円の大台を突破しましたが1500円にはほど遠い実態です。福岡の泉野時彦さんは「労使一体のくびきを外し生活保障と企業の社会的倫理を厳しく両立させる哲学がなければ労働組合の存在意義が無い」と厳しく指摘します。労働組合の存在意義が問われます。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
東京電力柏崎刈羽原子力発電所再稼働は認められないー大事なことは「県民投票で決める会」事務局スタッフの吉田裕史さんからの報告です。いよい県民投票がスタートし ます。皆さんのご支援をお願いします。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
医療・介護現場に何をもたらすのか?②村山正栄さんからの訴えです。 福岡の那須敬子さんより「二日市保養所で何が行われたのか、引揚げ女性たちに起こったこと」を歴史事実を踏まえ詳しく問題提起いただきました。「気づかないうちに誰かを差別する結果をうんではいないか」厳しく問うています。他、多数執筆いただきました。 (前海)