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「進歩と改革」No.882号2025年6月号

[編集後記]7月には参議院選挙が行われます。衆議院に続いて参議院でも野党多数を勝ちとり、新しい政治の流れ、政権交代を創り出していかなければなりません。
「自公・国民・維新の壊憲勢力に対抗する立民・共産・社民・れいわの護憲党派を勝利させよう」と題して、浅野健一さんからの問題提起です。力を合わせ運動の輪を広げて行きましょう。
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3月30日、 「令和の百姓一揆」と銘打ち、約3千人が「食と農を守ろう」などと書いた旗を掲げて東京都港区の公園に集結し、約30台のトラクターとともに都内を行進しました。
熊本の橋村りかさんから、街頭演説での「令和の百姓一揆」、「この国に食料は必要ないのか?」と題して新潟の堀井修さんからの報告です。   現在、トランプ関税交渉が行われていますが、NO!と言えない日本。日本の農業、食の安全保障が脅かされています。「自動車・防衛産業栄えて国滅ぶ」にならないよう声を上げて行きましょう。
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日本の教育現場は「ブラックすぎる」と揶揄されるほど労働条件、教員不足は深刻な状況です。「給特法等の改正は教員不足の解消につながるか?」と題して、上越武雄さんからの報告です。上越さんは「教員不足はますます深刻になっている。今を逃せば、学校教育の崩壊をくい止めるチャンスはもうないかもしれない。」と警鐘を鳴らします。今国会での給特法の廃止・抜本的見直しや学校現場の課題解決につながる議論を期待します。
議員奮闘記では新潟・新発田市議会議員三母高志さん、福岡・福智町議会議員沼口富生さんから、それぞれ地域活動、政策の取り組みを報告いただきました。島根の入江賢治さんからは、「海に沈んだ炭坑・・・長生炭坑の歴史経過と課題」についての報告です。日本人として記憶にとどめ、日本政府として責任を果たすことが求められています。
村山正栄さんからは連続掲載が続きます。うなぎのぼりの軍事予算に対して、医療・介護問題は後回し、待ったなしの改革が求められます。7月参院選を控え訴えて行きましょう。